手筋

両王手

りょうおうて

両王手は、1手で2枚の駒から同時に王手をかける手です。相手は間に駒を打つことも、玉以外の駒で王手している駒を取ることもできず、玉を動かすしかありません。

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盤面の一部。▲4二金金で相手の金を取りながら王手。後ろの飛車の王手も通り、2枚で同時に王手しています。間に駒を打っても、どちらかの駒を取っても防げず、玉の逃げ場もないので詰みです。

手順:▲4二金

手順の読み方
▲
自分の手
4二
マスの場所(図の上の数字と右の漢字)

合駒も、玉以外の駒で取ることもできない

1枚の王手なら、玉を逃がすほかに、間に駒を打ったり、王手している駒を取ったりして防げることもあります。2枚から同時に王手されると、間に駒を打っても、玉以外の駒でどちらかを取っても、もう一方の王手が残ります。玉を動かすしかないので、「鬼より怖い両王手」という格言があります。

開き王手から生まれる

1手で動かせる駒は1枚だけです。そのため両王手は、動かした駒の王手と、その後ろから通り道が開いた駒の王手の組み合わせになります。開き王手をかけるときに、動かす駒でも王手できないかを探すと見つかります。

実戦でよく出る場面

終盤の寄せで決め手になることがあるほか、序盤のわなとしても知られています。玉を最初の位置から動かさないでいると、中飛車などで真ん中の列に並んだ相手の飛車と角から、両王手で詰まされることがあります。

狙われたときの防ぎ方

玉を最初の位置に置いたままにしないことが大切です。自分の玉と相手の飛車・角・香の間に、相手の駒が1枚だけはさまっている形も、早めに解消しておきます。

あわせて覚えたい技

形を覚えたら、実際の対局で試してみませんか?

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