戦法居飛車
棒銀
ぼうぎん
棒銀は、右の銀を飛車の前へ進め、飛車と銀の力を合わせて攻める戦法です。飛車の前の列から、まっすぐ相手の陣地を破りにいきます。
手順(自分の手だけ):▲2七銀 → ▲2六銀
手順の読み方
- ▲
- 自分の手
- △
- 相手の手
- 2七
- マスの場所(図の上の数字と右の漢字)
- 同
- 直前に動いた駒を、そのマスで取る
攻めの基本
飛車の前の歩を伸ばし、右の銀をその歩のすぐ後ろへ運びます。銀が前へ出るときも、後ろの飛車が支えになります。
銀を進める前に
銀を進める先を、相手の駒に狙われていないか確かめます。銀が孤立しないよう、歩と飛車で支えながら進めましょう。
ここから先の狙い
棒銀の形ができたら、銀を斜め前へ進めます。次に飛車の前の歩を突き、相手が歩で取ったところを銀で取り返せば、銀が相手の陣地の目の前まで出られます。歩を突かずに、銀を自分の歩のすぐ先へ出すと、相手の歩に取られてしまいます。相手も守りを固めてくるので、無理に進めず、銀を引いて組み直す手も考えます。
手順:▲2四歩 → △同歩 → ▲同銀
長所と弱点
長所
- 狙いが分かりやすく、駒を集めて攻める基本を覚えられる
- 速い攻めで、相手の守りが整う前に仕掛けられる
弱点
- 狙いが単純なので、相手に受け方を用意されやすい
- 受け止められると、前に出た銀が取り残されやすい
基本の定跡
お互いに飛車の前の歩を伸ばし合う出だしから、右の銀を飛車の前へ進めていくのが基本の形です。
手順:▲2六歩 → △8四歩 → ▲2五歩 → △8五歩 → ▲7八金 → △3二金 → ▲3八銀 → △7二銀 → ▲2七銀
このあと銀をもう一つ上げると、上の図の棒銀の形になります。
相手に使われたときの対策
棒銀を受けるときは、銀を盤の真ん中の段まで出させないのが基本です。端の歩を突いて銀が端から出てこられないようにする、角や桂で銀の進む先を押さえる、などで受けます。飛車を横へ振って受けるなら、四間飛車と本美濃囲いの組み合わせが定番です。
あわせて覚えたい技
形を覚えたら、実際の対局で試してみませんか?
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